戦えよウルトラ・マンタロウ43

マンタロウ・マザー。
埼玉県さいたま市、荒川河川敷。

トモコと息子マンジロウの2人が、荒川の河川敷で散歩をしている。マンジロウは、乳母車に乗せられている。バブバブ。

大勢の家族連れが、散歩をしている。2人の男女が、仲良く手をつないで歩いている。男性は若いが、女性は年配者だ。どうやら、親子のようだ。マザコンのようだ。キモイ。

トモコ「あたし、マザコンの男性って、引く。その点、マンタロウは、強くてたくましいから好き。ウフッ」。ラブラブ。
 ○    ○

そんな時河川敷に、巨大化したガンバラナイ星人が現れた。泣き虫ビーム銃で、大勢の人たちに向けて光線を撃った。河川敷で楽しんでいた人たちみんなが、急に泣き出した。地面に両足をついて、泣き崩れてしまった。その場で、泣きわめいている。ワーン。

巨大化したマンタロウは、空からやってきた。河川敷に降り立って、ガンバラナイ星人と向き合った。いざっ、勝負。

ガンバラナイ星人「くたばれ、マンタロウ。泣き虫ビームっ!」

マンタロウは、よけることもできずに、ビーム光線を浴びてしまった。突然、泣き出し始めた。ウェーン。

小学生の頃、野球をしていて、自分のミスで試合が負けたときの事を思い出した。そのため、クラスのみんなからイジメを受けた。忘れかけていた苦い出来事を、思い出してしまった。

マンタロウ「ワーン、ガンバラナイ星人にいじめられたー」
地面に腰をおろし、ワンワンと泣いている。大粒の涙が、地面をぬらした。

そこへ、宇宙からマンタロウの母がやって来た。マザーだ。ガンバラナイ星人を、にらみつけた。右手の人差し指で、ガンバラナイ星人を指した。

マザー「ちょっと、あたしの可愛い息子に何をしたの? 許さないからね。ママは怖いぞビームっ」

マザーの人差し指から、光線が放たれた。ガンバラナイ星人は、光線を浴びると、小学生の頃、野球をしていて、級友のミスで試合が負けたことがあった。

先頭きって、級友をとことんイジメぬいた。泣かせた。その時、母親にしかられた事を思い出した。母親の怖い顔が、脳裏に浮かんだ。頭から、離れない。

ガンバラナイ星人「ワー、マザーにやられたー。逃げろー」
マンタロウ「ママー。ありがとう。大好きー」。ダキっ。

マンタロウは、久しぶりに再会したマザーに、思わず抱きついた。胸の中で顔をうずめると、安心感にひたった。スヤスヤ。

トモコ「マンタロウって、マザコンだったの? だまされたー」。ゾクー。

マザー「おお、坊や。いつも、ママがついているからね。安心して戦うのよ。本当に嫁は、役に立たないんだから…。フンだ」

マザーとトモコの、目と目が合った。お互いに、にらんでいる。マザーは、大事な息子を奪った嫁が、憎たらしいようだ。

トモコ「いつかきっと、マザーを倒してやるー」。負けてたまるか。ムカムカ。
そう言いながらトモコは、可愛い可愛い、我が息子マンジロウを抱きしめるのであった。

トモコ「マンジロウ。大きくなったら、ママを助けてねっ」。ホッペにチュッ。

男性は女性や子供たちを守れるが、女性は男性を守れない。そこには、男女平等の原則は存在しない。

男性を守れるのは、「母」だけだ。亭主は、妻には甘えられないけれど、母には甘えられる。これでマンタロウは、マザーから明日への希望をもらうのであった。ママ大好き。



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