●渋谷30

楽しく踊っている、身体不自由者たち。

逮捕に踏み切れないでいる、優柔不断な隊長。
戸惑っている、隊員たち。

隊長は決断した。法律に従った。遂に、a子の右手首に手錠をかけた。ガチャ。

黒子A「(あきれ返る)あーあー。これで警察は、世間を敵に回したな」

手錠をかけられても、にこやかな笑顔で踊っているa子。

観衆たちは、隊長だけを睨みつけている。足を1歩前に踏み出す。身を乗り出した。今にも、隊長目がけて、駆け出して襲いかかりそうである。

隊長は、観衆たちを見て、顔面蒼白になっている。身震いをしている。冷や汗をかいている。

襲われて殴り者にされたら、どうしようか。隊員たちも、観衆たちの目を気にしだす。

観衆たちが、少しずつ交差点内に入ろうと近づく。威嚇している。

1歩身を引いて、動揺する隊長。
笑顔で踊っている、a子。

交差点内に、3歩足を踏み入れる観衆たち。少しずつ、近づいてくる。

身の危険を感じる隊員たち。
隊長は、どうして良いか、分からない。

黒子A、覆面で目は見えていないが、隊長を睨みつけているようだ。

隊長、観衆の恐怖に負けて、慌ててa子の手錠を鍵で外した。

これでひと安心する、黒子A。
観衆も、歩道上に戻った。

身体不自由者たちは、踊れる喜びに浸っている。これで、思いっきり踊ることができる。

隊長、隊員たちは、これで襲われずに済んだ。

心が、ホットする隊長。安心している。

隊長、周囲を見回すと、黒子Aがいなくなっていることに気づく。
観衆たちは、歩道上から身体不自由者たちの踊りを眺めている。

踊っている、a子。

a子は、隊長の右手を握って、一緒に踊ろうと誘い出す。隊長に向かって、微笑む。

隊長は、観衆たちの目を気にしている。

観衆たちは、機動隊たちが踊ることに、文句はないようだ。賛同している。

隊長は、決断した。やけになって、a子と一緒に踊り出す。

隊員たちも、隊長の行動に従って一斉に踊り出す。
隊長、a子と向き合って、ニコニコと楽しそうに踊っている。

踊っている、身体不自由者と隊員たち。












ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック