映画華岡青洲の妻に告ぐ

●1967年の作品。久しぶりに、背筋が凍る日本の恐怖映画を見たな。世界で初の睡眠薬で、人体実験を試みた、妻(若尾)と母親(高峰)とその家族の物語だな。

マザコンの青洲(雷蔵)、親バカの母、家系を重んずる父伊藤雄之助、役に立たない不甲斐ない妻(武家出身でお金持ちの娘)、妹が2人、弟も2人。弟子たちも、大勢いる。

雷蔵の研究のために、死をもってしてでも協力する、嫁と姑の壮絶な戦い。2人の絶大な演技力は、何だか恐ろしさを感じる。
猫・犬の実験を得て、人体実験に挑む雷蔵。ふがいない妻ゆえに、治験者になることで、妻の尊大さを示そうとする若尾。

高峰は、母親として先に死に行く者として、最初に治験を申し出る。最終的には、失明した若尾が勝ってしまう。息子を取られ、負けて嘆く高峰。

この2人によって、睡眠薬が完成したかと思ったら、雷蔵の2人の妹の協力も多大な影響があるようだ。2人は、オランダから得たガーゼをまねて、ハタオリで生産する。

兄雷蔵のために、結婚の期を逃してまで、支援をする。しかし、乳がんなどで病魔に襲われる。睡眠薬が完成する前に、倒れてしまう。2人の死を、ムダにはできない。

15年の歳月を経て、麻酔薬が完成する。1805年、乳がんの患者を相手に、手術が成功する。日本の薬学技術は、すごいものだ。

でーもー、この調合比率は、記録として残されていない。弟子たちは知っているかもしれないが、文献がない。

これでは、意味がない。日本の後世の医学に、貢献できていない。西洋人が押し寄せて、文献が奪われたかもしれない。西洋人に渡る前に、廃棄したか。推測です。

イギリスあたりの美術館などに、文献が残されていないか。もし出てきたら、日本に返せよ。




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