戦えよウルトラ・マンタロウ47

ツクバ市。ツクバ科学研究都市。最終回。
ニュー・マンタロウ誕生。

マンタロウは、渋々と、仕方なく、職安に行った。パソコンで検索し、20ヶ所ほどピックアップした。窓口で相談すると、職員が求人会社に電話を入れてくれた。

しかし、先方の会社が、求職者がマンタロウだと知ると、不向きと認識して面接を断った。マンタロウの希望が、ことごとく却下された。失望ー。適職が見当たらない。

もう、我がままを言って、選んでいる余裕などない。貯金がない。たくわえがない。生活ができない。2カ月間、職安に通って始めて面接にこぎつけた。警備会社だ。面接を受けて、ようやく採用された。

勤務地は、「ツクバ科学研究都市」だ。日本の科学技術が集約した、都市だ。街全体を、警備するのだ。大手の警備会社が、20社以上も入っている。

マンタロウは、「衣料品会社」の警備に配属された。特殊な繊維でも、開発しているのだろうか。24時間の交代制だ。

この都市には、文部科学省、大学、防衛省、民間企業、下町の職人・技術者とその家族が暮らしている。

アメリカ政府、国防総省、NASAなど国外の研究機関も集結していた。アメリカ政府は、自国の技術だけでは、製造開発できない製品があった。

日本人の伝統的な巧みの技、経済的な支援も必要だった。精密機器の開発は、アメリカも日本にはかなわなかった。

日本の、人類の未来がここにある。機密漏れは、死活問題だ。しかもテロリストが、ここを狙っている。警備は重要だ。

そんな時、衣料品会社から、マンタロウに制服が支給された。世界で1着しかない、会社の英知が詰まった、「制服」だ。まだ、研究段階だ。適任者として、警備員のマンタロウが選ばれたようだ。

背中のジッパーを広げて、足を入れた。ブーツをはいた。手を入れた。グローブをつけた。ジッパーを締められた。モビルスーツを着た。ベルトをつけた。仮面をかぶった。目が光った。ピカッ。

「ウルトラ・マンタロウ」だ。

これを製作した日本人デザイナーは、考えるのが面倒臭いから、マンタロウの姿にしたようだ。マネをしている。日本製なんだから、少しはデザインを変更しろよ。ウルトラン星に対する、著作権法違反だ。

このモビルスーツ、巨大化はできない。人型サイズだ。マシンガンの弾丸を跳ね返す。10階から落下しても、安全だ。

付属装置スカイハイを背中に装着すれば、空も飛べる。海中・宇宙空間でも、戦闘ができる。付属装置の種類は、豊富だ。

胸のタイマーは、アナログからデジタルに変わった。ベルトには、最新式のビームガンが装着された。西部劇のヒーローみたいだ。

防衛省・国防総省・NASAが、共同開発した極秘のモビルスーツだ。総理大臣・防衛大臣から命令が下れば、依頼を断ることはもうできない。ここに、新たなウルトラ・マンタロウが誕生するのであった。

契約社員。日給1万円。出動手当て、1回1万円。住宅手当、職務手当て、皆勤手当て、残業代、深夜手当て、育児手当、配偶者手当、冷暖房手当て、食費代、交通費その他。以前より賃金が上がって、生活はよくなった。ウレピー。

1つだけ問題があった。実験で、何度かモビルスーツの飛行装置が爆発したことがあった。でも、空中爆発をしても、小型パラシュートを装着しているから落下しても安心だ。防衛省は、早急に、改善してくれるらしい。チョット、不安。

新ウルトラ・マンタロウは、果たして地球を、人類を守ることができるのであろうか。
終わりなのだ。ネタ切れ。気が向いたら、配信があるかもしれない。





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