また亡き母親に救われた

●父親が他界し、追うようにして母親も急死した。まー、突然の訃報で慌てた。お金がないのに、サラ金から借りて羽田を後にした。

葬式やら何やらと、面倒臭い。寝室が、死臭で充満している。もう、お金がかかることばかり。かろうじて、少ないけれど葬儀費用が集まった。よかった。

母親の、しょうもない財産を捨てないといけない。ゴミだらけ。全然、売れない。父親の財産もまだ、処分できていない。自分にも仕事がある。とりあえず、居住地に戻ろう。

飛行機代が重くのしかかる。人が死ぬと、こんなにお金がかかるのか。再度、予定通りに帰省した。28日前割引を使って、飛行機代が往復3万円で済んだ。

それでも、多額の損害だ。死んだ母親に、損害賠償を請求だ。数日後、母親の保険金が手に入った。少ないなー。その後、経営不振でリストラされた。

この保険金で、一戸建ての家を借りた。起業に挑戦した。正直言って、母親の遺産で商売を始めることに、異論を唱える。面白くない。

自分の実力で、人生を変えたかった。親に頼りたくなかった。まるで、両親が死ぬのを喜んでいたみたいだ。

商売を始めた。色々とお金がかかる。次から次へと、諸費用が発生する。やばい、家賃や駐車場代が支払えない。銀行に、借金だってある。チラシを自分で作成した。

複合機のインクが、すぐなくなる。ドンドンと預貯金が減っていく。とうとう、残高不足になった。生活費が捻出できない。映画は観たい。ついに、サラ金に手を出してしまった。

次回からは、家賃・駐車場代(お客様用)が確実に支払えない。銀行への借金が、滞納した。1ヶ月で、もう廃業するか。これ以上、どうすることもできない。

首でも吊るか。そんな時、兄貴から1本の電話が入った。母親の保険金が、また下りたそうだ。数100万円。2人で分けても、でかい。事故死だから、倍額の算定になるようだ。

他人からすれば、少ないかもしれないが、自分にとっては大金だ。これで、銀行・サラ金に借金が返せる。公的な年金・保険も支払える。家賃なども、当分払える。

やったー、て素直には喜べない。何だか悲しい、空しい。母親に、この窮地をまた救われた。自力で、道を切り開くために、親に依存したくないからこそ独立したのだ。

このお金で、温めてきた訴訟も起こせる。この3年間、訴訟費用を捻出できなかった。時間も、ようやくできた。時は来た。と言っても、訴状はまだ未完成だ。

交通事故の被害者。示談書に、署名捺印をしてしまった。改めて、訴をやり直したい。前例がないから、不可能だ。弁護士も嫌がる。自分1人で、提訴するしかない。

母親はこのために、遺産を残してくれたのかな。多分、違うだろうな。親不孝者で、ご免なさい。バカな負け戦(いくさ)を始めます。

本当は、うるさい親が死んで喜んでいるのは、自分と兄貴かな。親は事故死ではなく、兄弟で暗黙の殺人事件を起こしたのかもしれない。by、デス・ストーリーは突然に…15





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