映画戦場でワルツをに告ぐ

●監督・脚本・製作まで、アリ本人の過去の体験記として、映画化されたみたいだ。但し、CGアニメの監督は、別な人が担当しているようだ。

どこまでが真実なのか、記憶喪失も本当なのかな。アリは、当時の軍友を探して、過去の記憶をとりもどそうとする。その軍友たちの回想として、物語が描かれる。

たどり着いた記憶は、1982年、レバノンでの大虐殺事件。アメリカ兵が、パレスチナ難民を虐殺したらしい。アリはそこで、どんな命令を受けていたのか。

その虐殺への罪滅ぼしなのか、記憶を自分自身で、消し去ったのかもしれない。本当は、その場にいなかったのかもしれない。

まるで、実写撮影からアニメに切り替えたような、映像美だな。アメリカ・アニメでは珍しく、人物像を歪曲化させていない。リアルすぎる。

記憶喪失に至った結末までは表現していないから、物語としてはたいしことがない。ていうか、ラストがちょっと衝撃的だった。残虐シーンがある。

これは、P12ではなく、「成人映画指定」のほうが無難ではないか。映倫の審査基準が、ゆるすぎると思う。考えすぎかな。

近年、裁判員には、過激な現場写真を見せないようにするみたいだ。それほど、過激性のある映画だ。成人女性でも、観ないことを勧めます。

成人男性限定が、良い。デートには、不向きな作品だ。レンタルDVDになったら、自分のその主張はできなくなる。こういう映像は、テレビでも流れないのではないか。

成人指定だと、テレビ放映はできない。報道の自由にも限界がある。それゆえに、大虐殺の真相は、各国の権力者によって闇にほうむられる。

360度から攻撃を受けると、銃を乱射しないといけない。国家のため、愛国心のためとはいえ、戦地の兵士にとって、全てが敵に見えてくる。

味方でも、銃を持っていれば敵に見える。それはまるで、踊っているかのようだ。自分が生きるために、見境無く、撃ちまくるしかない。

アメリカが勝っても、兵士の心には永遠の傷が残る。帰国しても、平然と生活ができるとは思えない。

兵士には、守秘義務があるだろうな。それでも元兵士たちは、自叙伝でも書いて、出版・映像化してもらいたいものだ。

パレスチナ・イスラエル・イラク・イラン・アフガニスタンが製作した戦争映画も、観たいものだ。それらの国には表現の自由がないから、国家からの検閲を受けて、公開は無理かな。



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