エキストラだぞー3、演技編。

●20名のエキストラにも、演技を求められた。監督ではなく、助監督かその下の担当者が指示をしている。優秀なスタッフだと、監督は座っているだけで、何もしなくてもよい。

1台のカメラで、撮影しているのか。向きを変えて、繰り返し同じ場面を撮影している。芸人たちは、同じ演技を繰り返しこなす。面倒臭い。声も、かすれそうだ。

でも、長回しの撮り方は、自分は嫌いだ。画面を見ていて、疲れてくる。長くて、1分が限界だ。

自分も、さりげない通行人役だ。待ち時間を気にしている俳優として、演技をしている。本編では、カットされているかもしれない。映って、いないかもしれない。

目の前に、売店がある。おばちゃんは、エキストラではない。本物の売り子だ。本番中、おばちゃんは、「映りたくない」と言って、腰をおろして商品の下に隠れている。レジには、若い女性が突っ立っているだけだ。

マスクをしているので、自分の顔は満足に映らない。カメラに背を向けているので、どのように撮影されているのかは、まったく分からない。

その後は、イスに座る場面だ。新聞は、暇つぶし用に売店で購入していた。待ち時間で新聞を読んでいたら、エキストラの担当者から、その光景を求めてきた。

「両手で、もっと、新聞を上に上げて下さい」だって。そんなに上げて、読まないよ。隣のイスに広げて、いつも読んでいる。自分の性分を抑えて演技するのが、役者というものだ。

背を向けているから、またカメラを見ていない。どんな撮影をされているのか、さっぱり分からん。多分、放映・上映されても、映っていないだろうな。

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